福岡で３店舗経営しているPrivate Gym 88代表の馬場です。
今回はタイトルのようにパーソナルジムが都度払いだと、続かないのかを経験からお話ししていきます。

福岡で10年以上パーソナルトレーナーとしてたくさんのジムやフィットネスジムを見てきました。その中で料金形態による都度払いのデメリットを解説していきます。

パーソナルジムは都度払いだと続きません

都度払いのデメリット

週に１〜2回しか通えない

都度払いのパーソナルジムも数多く存在していますが、相場は1回60分あたり６,000円〜といった価格帯が一般的です。
24時間ジムの会費が会費が7､000〜10,000円が1ヶ月の会費の相場なので、やはりパーソナルジムは高額なサービスになってきます。
週に2回で1ヶ月8回通ったとしたら48,000円と高額で一般的には長くは通えない方が、大半だとは思います。
また回数に応じて高くなっていくので、現実的には週1回がいいところでしょう。

運動習慣をつけるというよりは、少ない回数で楽して効果を感じたい人が通っているイメージです。しかし、トレーナーとして活動していく中で週1回で十分な運動効果を感じれた方は、限りなく少ないのが現状です。

都度払いは面倒

これはシンプルに手間がかかる事なのでチケット制にしているところもあります。都度払いの特性上仕方がないのですが、毎回払うと人は金銭を多く失っているという感覚になってくるので、次第に通わなくなっていきます。

パーソナルジムに通われる多くの方が、面倒をかけずに運動を行いたい方が大半です。
しかし毎回毎回料金を支払う都度払いでは、手間もかかってきます。

キャンセルしやすい

この記事の中で最も大切なポイントですが、都度払いやチケット制の最大のデメリットはキャンセル発生率がとても高くなる点にあります。
いつ行っても良いということは、行かなくても良いという事になりやがては運動を辞めてしまう方が大半です。
何月何日何曜日の何時と予約をしているのに、キャンセルが出てしまっては売上にもなりませんし、チケットも消費出来ないので次回までの入金サイクルがどんどん後回しになっていき、経営的にも苦しくなっていくはずです。
かつて私も店舗を持つ前は、チケット制にしていてこれでかなり苦労した経験があります。

またお客さまとしても運動ができないので、理想の身体になることが難しくなってしまいます。
トレーナーとお客様にとっても双方良くない事態になっていきます。

パーソナルジムに通われる方は、経営者層の方が多く急な仕事が入る事も珍しくありません。そのために度重なるキャンセルやリスケジュールが必要な場面が多々出てきます。

定期的な運動には向かない

都度払いのパーソナルジムはさまざまな理由から定期的な運動には向いていないです。人は約束をしていても何かがきっかけで運動をキッパリと辞めてしまいます。ましてや忙しい方であれば、仕事を優先するので運動どころではないという方も少なくありません。

スポーツクラブなどの幽霊会員の率を見ると、半数以上が会費だけ払っているという現状が昔からあります。という事は高額な都度払いのパーソナルジムには、行かなくなることは目に見えてわかると思います。
運動習慣をつける事が、大切なフィットネスの要素ですがシステム的に都度払いは定期的な運動には合わないと思います。

まとめ

今回は私の独立した当初の話や経験を交えながら記事を書いてきました。パーソナルジムも多く見かける時代になりました、もちろん都度払いでもしっかりと運動の結果を残している方も、多くいらっしゃると思いますが今回は都度払いのパーソナルジムの問題点について書いていきました。

私自身が店舗を開業するにあたって、システム的に今までの料金形態などからお客様が納得出来るものを作りたいと思い定額制で通い放題のパーソナルジムを福岡で開業しました。

なぜパーソナルジムを通い放題にしたのかなどの詳しい話はこちら↓

通い放題パーソナルジムを選ぶ際の注意点

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