どうもPrivate Gym88代表の馬場です。
今回は私が福岡市城南区鳥飼にパーソナルジムを、開業した時の話その２（店舗選び編）を書いていきます。
その１（資金調達編）はこちらからどうぞ↓

パーソナルジム開業の手順その１（資金調達編）

さて私が開業した福岡市城南区にはパーソナルジムも少なく1号店は見た瞬間に契約を決めました。
場所選びで私が最も大切にした点を何点かあげていきたいと思います。

１，既存のクライアントが通いやすい場所

これは私が1号店を出店する際に、すでにお客様をもっておりその方が通いやすい立地に店舗を構えるべきだと思い出店しました。
福岡市内のお客様が多く、車を使わなくてもギリギリ来れる場所や車で15分の圏内に狙いを定めていました。

実はパーソナルジムに通われる方のほとんどが、面倒くさい移動や手間が多いと負担に感じてしまいそれだけで印象が悪くなってしまいますので、その点も考慮し既存のお客様のちょうど中間点の位置に開業しました。

２，福岡市内を無視した

今でこそ2号店は福岡市大名にありますが、1号店は城南区鳥飼という場所で福岡市内ではない所に出店しました。
これは私がエニタイムフィットネスや多くのフィットネスクラブにて働いた経験や、業務委託でトレーナーをやっていた時に感じたことですが、市内になると基本的には家賃相場が跳ね上がります。
このパーソナルジム業界は実は立地に関係ないのではないかと常日頃から感じていました。そして、会員制のスポーツクラブの入会者数が家賃と比例せずに赤字になっている店舗も見てきました。
繁華街や中心地は人通りはありますが、住んでいる人は少ないので仕事終わりの人たちは積極的には運動はしないので基本的には住宅地の方が成功しやすいと考えました。

３，低家賃しか借りない

これは私のやっているパーソナルジム通い放題月3万円というサービスの生命線でもあります。
固定費は人件費、家賃、光熱費が主な固定費ですが、家賃が高いと圧倒的に失敗するケースが多いです。また立地はあまり関係のない業態にもかかわらず、1階の目立つところにお店があっても入会には繋がりません。
であれば家賃は10万円以下で探さないと、継続が困難になってきます。敷金礼金がなるべく低く抑えることが出来ればその分、開業時のキャッシュをキープ出来ます。

４，スポーツクラブが周辺にある

この店舗ビジネスというのは面白いもので、みんな出店の際には競合しそうなお店の周りには出店しません。
ですが私の場合はスポーツクラブ、パーソナルジムが周りにあった方が運動経験やジムのシステム、マナーなどを理解している方が多いのが事実ですので、競合と考えないのでコナミスポーツの近くに出店しました。
パーソナルジム通い放題というシステムで勝負しているので、そもそも競合が少ないと考えていますのでむしろ近くにスポーツクラブの元会員さんなどにアプローチできるのではないかと考えています。

５，何階でも構わない

先ほどにも触れたようにパーソナルジム自体は何階にあろうが全く影響がない業態です。
ですが騒音や振動などが原因で入居出来ないテナントが多々存在しています、しかし根気よく探したり防音、振動対策をしっかりと行う事を説明すれば意外と入居の許可がおりる事があります。
具体的にはトレッドミルを入れない、有酸素マシンはバイクを置くなどの配慮をすればいける場合があります。
ただし、個人的にはエレベーターは必須で階段で3階以上は店舗候補からは外すようにしています。

６，市内から外れ過ぎない

上の章で市内を考慮しないと書きましたが、これは正確に言えば市内の近くに出店するという事にもなります。
例えば福岡市で言えば中央区などが中心地ですが、道を挟んで１０M離れれば城南区というところになり家賃相場が下がります。
ここに目をつけて市内から外れ過ぎないという点も考慮して出店しました。郡部や～町というところは競合が少ないのかもしれませんが人口も少ないので、それだけ経営としては難しいと思います。
そしてパーソナルジムという認知度が格段に下がってしまい、なにをやっているところかそもそも分からない方も多くいるので、難しいのではと考えています。

まとめ

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