パーソナルトレーナーの将来性について
どうもPrivate Gym 88代表の馬場です。
今回はパーソナルトレーナーの将来性について書いてきたいと思います。
この業界は私自身10年以上いますので、本音を交えて書いていきます。
よくパーソナルトレーナーって儲かるの?や将来がどうなるのか?という事を聞かれることがありますのでその点についても詳しく書いていきたいと思います。
それでは行ってみましょう!
パーソナルトレーナーの将来性
ここからは将来性がそもそもどのような事を言っているのかを定義し、その事について書いてきたいと思います。
将来性とは私が考えるに、2つの事をテーマ―に解説をしていきたいと思います。
将来性とは?
収入面での将来性
トレーナー業界の将来性
上の2つのテーマに絞って書いていくことで、より具体的に説明が出来ると思いますのでこのテーマでいきます。
正直、将来の事は誰も分かりませんが私なりの解釈や経験から、将来性がどれぐらいあるのかを考えて行きます。
収入面での将来性
パーソナルトレーナーは稼げない!
ここでは将来性を金銭面的に見ていきたいと思います。
実は世の中のパーソナルトレーナーは9割は、会社員以下の売り上げしか出していないと思います。これは私の経験則ですが、ほとんどのパーソナルトレーナーは年収240万円以下になっている方がほとんどです。
日本では個人事業主の9割が年収240万以下という統計があるように、パーソナルトレーナーは個人事業主な事が多いので会社員のパーソナルトレーナーよりも稼げていない人が大半だと思います。
世間のイメージでは、華やかなパーソナルトレーナーの人がたまにメディアに取り上げられていますが、そのほかのパーソナルトレーナーは大半が20代後半になると転職したりと限界を感じる人が多いのも事実でしょう。
30歳には転職
このことも意外に思う方もいるかもしれませんが、多くのパーソナルトレーナーは収入面で安定しないので30歳前後を境に別業種への転職をする傾向が強いと思います。
これは私の実体験ですが、結婚や出産をするために(男性)どうしてもお金が必要でそのために別の仕事についた同僚が何名もいました。
特にフィットネス業界は専門学校もあり、若い20歳前後の人も多く業界に入ってきます。その中で体力的、金銭的に考えて辞めていってしまう人が多くいます。
専門的な知識があったからといって将来は安定ではなく、そこから集客やリピートを取り続ける事が出来ないパーソナルトレーナーは高確率で辞めてしまいます。
体力的な衰えもある
皆さんのイメージどおりですが、パーソナルトレーナーは年齢を重ねてくると体力的にも結構しんどいと思います。仕事内容自体はそこまできつくはないと思いますが。指導を行う施設が多くなったり、クライアントの数が多くなってくると連続して指導する事となり休憩もろくに取る事も出来ずに疲弊していきます。
人気の売れっ子トレーナーになったとしてもその人に教えてもらいたい。という人が増えるという事なので収入は増えますがその分実働時間が長くなるので、朝から晩まで働く事になります。
仮に人気トレーナーになったとしても、基本的にマンツーマンのパーソナルトレーニングなので1日に行うセッション数が限られてきますので、大幅に売り上げを伸ばすと、ご飯を食べる時間すら働いているといった状況になります。
トレーナー業界の将来性
報酬、単価が下がる可能性
パーソナルトレーナーは将来的にAIや技術革新が進んでくると、トレーナーの報酬やセッション単価が下がる可能性が考えられます。
なぜかというと2021年現在でも姿勢判断、体脂肪測定、動作診断などがAIやシステムで管理できるソフトやマシンなどが登場しています。
今までは凄腕パーソナルトレーナーや人気パーソナルトレーナーが行っていた姿勢判断や、食事指導もシステムで管理する時代がすぐそこまで来ています。
これにより報酬が下がり、属人的な要素が排除されてくると考えています。高収入や高所得を狙ってパーソナルトレーナーになりたい方は、さらに厳しい時代になる事が安易に想像出来ます。
ジムの無人化が進む
パーソナルトレーナーの活動場所としてメインの場所は、フィットネスクラブやジムになっている現状がありますが、24時間ジムの普及により今までのフィットネスクラブは無人化へと業態転換にシフトしています。
パーソナルトレーナーの集客も現場からSNSやネットにシフトしていっている昨今では、どのトレーナーを選べば良いのか?という事が利用者の悩みの1つだと思います。将来性をジム、フィットネス業界の変化から想像すると無人化、システム的というところに移り変わっていくと想像出来ます。
未来のトレーナー業界
ここからは将来パーソナルトレーナー業界がどのようになっていきそうか個人的に感じている事を、書いていきたいと思います。
パーソナルトレーナーの将来性が気になる方や、これからパーソナルトレーナーを目指している方に向けての参考になれば幸いです。
運動参加率の向上
運動参加率の向上とは、運動するために時間とお金を使う人が今までよりも多くなる事が予想されます。
日本ではフィットネス参加率、スポーツクラブ入会率は近年全人口の5%まで向上したようです。(アメリカ30%)
この要因としては、コロナなどの自粛などで体調不良、身体の悩みを感じる方が増えたのをきっかけに運動参加率の向上や健康意識の高まりが要因として挙げられます。
この5%という数字は日本では、結構な数字でなかなか向上する兆しが見えなかったですがコロナを機に一気に増えた印象です。
最終的にはフィットネス参加率、運動の定期的な継続者はこれからもどんどん増えてくると思っています。
高齢者の増加
日本は超高齢者社会に突入するわけですが、運動や健康の必要性がさらに一般的になり高齢者でもパーソナルトレーナーつけて運動する時代が来ると思います。
高齢者の増加により、高齢者向けに特化した運動プログラムや整体マッサージなどの需要もどんどん増えていくことが予想されます。
パーソナルトレーナー以外にも柔道整復師、整体師などは運動と治療を行えるハイブリットなパーソナルトレーナーになる事が可能です。
介護やリハビリ、トレーニングといった組み合わせもパーソナルトレーナーなら可能なので、自分の強みを組み合わせて独自の存在や価値観を確立することも十分に可能になってきます。
まとめ
今回はパーソナルトレーナーの将来性について私の実体験も含めて書いていきました。
将来性という定義があいまいなので、一概には言えない部分がありますがこれからパーソナルトレーナーになりたい人や業界の事を知りたい方には参考になる内容だと思います。収入面では正直かなり厳しいという事と業界の移り変わりを伝えていきました。
それでも志す人は、パーソナルトレーナー業界に飛び込んでみる事をおすすめします。
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