どうも福岡市城南区鳥飼の通い放題パーソナルトレーニングジムPrivate Gym 88の馬場です。
今回は筋トレとアルコールの関係性についてお話していきます。
筋トレガチ勢があまりお酒を飲まないのはご存じでしょうか?
実は真剣に筋トレを行って大会に出るような方は、筋肉の為にお酒を控えている方が多いのが事実です。
私個人も減量中はお酒を控えるようにしています。そこで筋トレや筋肉にアルコールがどう作用するのか?や筋肉への影響について書いていきます。
なかなか筋肉が思うように付かない方やこれからもっと筋肉をつけていきたい方に向けてお酒を飲む事によって体の中でどういった変化が起こり、それが筋トレにどう影響してくるのかを詳しく解説していきます。
筋トレとアルコールの関係性、筋肉が分解されちゃうかも・・・
アルコール摂取による症状
男性ホルモンの分泌低下
アルコール摂取を慢性的に行っている方は、自然と男性ホルモンの低下が見られるという研究結果が数多く報告されています。男性ホルモンであるテストステロンは大変強力な性ホルモンとして知られていて、筋肉の成長には欠かせないホルモンとも言われています。
わざわざステロイドや男性ホルモンを外から摂取してまで筋肉をつけようとしているボディビルダーもいるほどの強力な筋肉増強作用のあるホルモンです。
男性ホルモンの分泌が低下してしまうと、せっかく頑張った筋トレの成果が出にくくなることは容易に想像できます。
肝機能の低下
よく肝機能の低下はアルコール摂取の弊害として紹介されますが、筋肉をつけることにおいても肝臓は大切な働きをしてくれる臓器です。
アルコールが肝臓で代謝されている時間は、他の様々な栄養素が代謝や分解がストップしてしまいます。このことは筋トレで傷ついた筋肉の回復が遅れてしまいます。肝臓はたんぱくの合成を行う臓器ですがアルコールで弱った肝臓はその機能をうまく使うことが出来ません。
低血糖になりやすい
大量に飲酒しアルコールが身体に入ってくると低血糖状態になりやすく、インスリンが膵臓から出にくくなり筋トレ後の筋合成に悪影響を及ぼします。
加えて低血糖状態は筋肉から糖を取り出す糖新生が行われやすく、筋肉内のアミノ酸が分解されることにより筋肉の分解が進むような状態になりせっかく付けた筋肉が分解されてしまいます。
脱水症状になりやすい
アルコールの分解には大量の水分を必要とするために筋肉内の脱水が進むことになります。
筋トレ後は早く使った栄養素(アミノ酸やグリコーゲン)を補充することが筋発達には欠かせませんが、アルコールの脱水作用で血液の水分が減少して、筋肉の合成や回復が遅れてしまう恐れがあります。
睡眠の質が低下
アルコールを摂ると睡眠の質が低下していきます。これは眠りが浅い睡眠になってしまいしっかりと身体が回復することが困難になります。
睡眠中には、成長ホルモンの分泌が活発になりますがアルコールにより眠りの質が低下すると成長ホルモンが低下してしまい筋トレの効果を発揮できずに終わってしまい、いつまでたっても筋肉がrつきにくい身体になってしまいます。
それでも飲みたい人の解決法
とは言っても人間ですからお酒を飲みたい方もいるのが現実です。そこで筋トレに影響が少なくてすむようなお酒の飲み方を紹介していきます。
純アルコールは1日20g以内
厚生労働省の発表によると1日当たりの推奨純アルコール量は20gとされています。この量であれば特に問題なく摂取しても筋トレに悪影響はなさそうです。
解決法
すきっ腹で飲まない(つまみはたんぱく質中心)
ゆっくり時間をかけて飲む
休肝日を作る
少量の炭水化物は食べる(おにぎり等)
筋トレやってて効果も感じたい・・でもお酒が辞めれないという方は上記の方法で飲むと良いでしょう。
筋トレで効果を出したいならばお酒以外の食事を気を付ければ、効果はきっちりと出てきますのでお酒を飲む時間があったらジムで筋トレをやりましょう。